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コラム
2024/06/26

【保存版:不動産追客術】顧客フォローがもたらす成約率アップ方法を解説!メール例文や効果的な追客ステップとは?

営業活動における重要なプロセスとして「顧客のフォロー」があります。
不動産業界では「追客(ついきゃく)」と呼ばれることが多く、一度お問い合わせはあったものの商談まで至っていない顧客や、商談はしたものの希望の物件が見つからず申し込みに至らなかった顧客などに対し、定期的に接点を持ち再度商談の機会をつくりだすための重要なフェーズです。

しかし、追客は営業にとっては重要な行為ですが、下手をするを顧客にとっては迷惑で煩わしいイメージを与えかねないため、難しい上に非常に手間のかかる業務です。

そこで、今回は追客の必要性や効果的な方法について解説していきます。

記事の最後に、AIが見込み客や休眠顧客に対し希望条件にあった物件情報をメールで自動配信してくれる追客に特化したサービスもご紹介していますので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

不動産業界での顧客フォローの重要性と目的

追客の必要性と効果

不動産営業では、成約に繋がるまでに時間がかかることが多いです。そのため、定期的にお客様にアプローチする「追客」がとても大切です。

たとえば、実需の物件であれば検討しているお客様が他の不動産会社で契約してしまわないように、問い合わせをいただいたお客様には定期的に連絡を取りつつ、条件に合う他の新着物件をお知らせしたり、投資物件であれば複数購入する顧客もいるため、定期的に最新の物件情報や市場の動き、収益の見込みなどを提供し続けることが重要になってきます。

追客のポイント

  1. 定期的な連絡:お客様に最新情報を提供するために、定期的にメールや電話で連絡を取りましょう。
  2. 有益な情報提供:希望条件に該当する物件の最新情報や市場動向、(不動産投資の場合)収益分析など、お客様にとって役立つ情報を届けます。
  3. 信頼関係の構築:定期的にコミュニケーションを取ることで、お客様から信頼されるパートナーとして認識されるように努めます。

長期顧客を獲得するための追客

追客は、リピーターや複数物件を購入する長期顧客を獲得するためにも非常に重要です。

  • 継続的なコミュニケーション:一度問い合わせをいただいたお客様には、その場だけでなく、定期的に連絡を取り続けます。
  • 情報発信:投資に関する定期的なレポートや市場分析、メールマガジンなどを通じて、お客様にとって有益な情報を提供します。
  • ポジティブな印象:過去に契約していただいたお客様にも、定期的に有益な情報を提供することで、再度利用してもらえる可能性が高まります。

追客メールの効果的な方法と例文紹介

追客メールは、顧客との関係を深めて売上を伸ばすためにすごく大事ですよね。
でも、どうやって効果的な追客メールを書けばいいのか悩んでいる方も多いと思います。
このブログでは、追客メールの効果的な方法と具体例をご紹介します。
誰でもすぐに実践できるポイントやコツを分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

効果的な追客メールの例文集

追客メールは、顧客との関係を深めるために重要な役割を果たします。ここでは、不動産営業で効果的な追客メールの例文をいくつかご紹介します。

初回問い合わせ後のフォローアップ

件名: お問い合わせありがとうございます【○○不動産】

○○様

この度はお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
○○不動産・担当のXXと申します。
ご興味をお持ちいただいた物件について、詳細な情報を添付いたします。

【 お問い合わせ物件について 】
・室内に関する特徴
浴室乾燥機や温水洗浄便座、独立洗面台もあり水回りも充実しています。
また、キッチンは3口グリル付きガスコンロのシステムキッチンとなっています。
建物内に24時間ゴミ捨て可能なゴミ置き場がある点も嬉しいポイントです。
・共用部に関する特徴
当物件は、宅配ボックスや防犯カメラなども完備されており、グレードの高い分譲マンションとなっています。
・周辺環境に関する特徴
立地的にも最寄駅から物件までの道のりは駅前の明るい大通りをまっすぐ進むだけですので、夜遅いご帰宅でもご安心いただけます。
また、最寄駅周辺にはXXスーパーや百円ショップ、XXの入った商業施設もあり、生活環境も良好です。

繁忙期などあまり時期に関係なく、総合的に魅力的な物件はいつも動きが早いのが実情でございますので、お早目のご検討・ご内覧をおススメいたします。

ご不明点やご質問がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

○○不動産 営業部


物件見学後のフォローアップ

件名: 先日のご見学、ありがとうございました!

○○様

お世話になっております。○○不動産の△△です。

先日はお忙しい中、○○(物件名)のご見学にお越しいただき、誠にありがとうございました。ご見学いただいた物件について、ご感想やご質問がございましたら、ぜひお聞かせください。お客様のご意見を基に、さらに詳しい情報や他のご提案をさせていただきます。

また、追加でご覧になりたい物件や、特に気になる点がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。お客様のご希望に合わせた物件をご案内できるよう、引き続きサポートさせていただきます。

それでは、○○様からのご連絡をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

○○不動産 営業部

このメールでは、顧客に感謝の意を伝え、フィードバックを求めることで関係を深めるとともに、次のアクションを促しています。これにより、顧客の興味を維持し、次のステップへ進めるようサポートします。

メールの送信タイミングと頻度の適切な設定

追客メールの効果を最大化するためには、送信タイミングと頻度が重要です。まず、初回問い合わせ後のフォローアップメールは、24時間以内に送信することが理想です。この迅速な対応で、顧客に対する誠実さとプロフェッショナルな印象を与えます。

次に、物件見学後のフォローアップメールは、見学当日か遅くとも翌日中に送信しましょう。新鮮な記憶があるうちに送ることで、顧客の関心を持続させ、フィードバックを得やすくなります。

その後のフォローアップは、1週間から10日ごとに行うのが適切です。頻度が高すぎると押し売り感が出てしまい、逆に低すぎると顧客の関心が薄れてしまいます。メールの内容によっては、月1回の定期的なニュースレターや、新しい物件情報が出た際に特別なメールを送るのも効果的です。

このように、適切なタイミングと頻度を設定することで、顧客との良好な関係を築き、成約率を高めることができます。

効果的な追客ステップと顧客フォローマニュアル

不動産営業で成功するためには、顧客との良好な関係を築く追客がカギを握っています。

顧客の好みやライフスタイルに合わせた提案を行い、彼らの関心を引き続けましょう。
特定のエリアや物件タイプに関心がある顧客には、その情報を重点的に提供することで、関係を深めていくことができます。

これらのステップを通じて、顧客との信頼関係を築き、成約率を向上させることができます。

追客はただの連絡手段ではなく、顧客とのコミュニケーションを通じて関係を深める貴重な機会です。ぜひ親しみやすいアプローチで取り組んでみてください。

マーケティングオートメーション(MA)の導入と活用法

ここまで、不動産営業において追客の重要性を解説しましたが、問い合わせ対応や商談、その後の顧客フォローなどすべてを営業担当者が行うには、時間も人手も足りないのが正直なところだと思います。

成約率向上を実現させるためには、マンパワーで行う部分とツールやシステムなどのテクノロジーを上手に活用する必要があります。

追客で成約率を向上させるために効果的なのが、「マーケティングオートメーション(MA)」です。

マーケティングオートメーション(MA)とは

マーケティングオートメーションとは、企業が集客獲得や反響獲得活動を効率的に行うために、システムを使って様々な作業を自動化する仕組みです。例えば、メールの送信、ソーシャルメディアの投稿、広告キャンペーンの管理などを自動で行います。

具体的には、顧客の行動や興味を追跡して、適切なタイミングで個別に合わせたメッセージを送信します。これにより、顧客との関係を強化し、売上の向上を目指します。また、データ分析を行い、効果的な戦略を立てることも可能です。

マーケティングオートメーションを使うことで、時間と労力を節約しながら、より効果的な集客獲得や反響獲得ができるようになります。企業は一貫したメッセージを届け、顧客満足度を向上させることができます。

不動産企業がマーケティングオートメーションを使うべき理由

不動産企業がマーケティングオートメーションを導入することで得られるメリットは非常に多岐にわたります。
以下に、具体的かつ説得力のあるポイントを挙げて説明します。

1. 効率的なリード管理

マーケティングオートメーションを導入することで、リードの取得から育成、フォローアップまでのプロセスを自動化できます。これにより、見込み客がどの段階にいるのかをリアルタイムで把握し、最適なタイミングでアプローチすることが可能になります。結果として、リードの質を高め、成約率の向上につながります。

2. パーソナライズされたコミュニケーション

マーケティングオートメーションを活用することで、顧客ごとの行動データや興味・関心に基づいたパーソナライズされたメッセージを自動で配信できます。
これにより、顧客満足度が向上し、ブランドロイヤルティの強化にも寄与します。

3. コスト削減

従来のマーケティング手法では、人手による作業が多く、時間とコストがかかります。
マーケティングオートメーションを導入することで、これらの作業を自動化し、人件費や時間の削減が可能になります。
特に、不動産企業では複数の物件や顧客対応が必要となるため、効率化は大きなメリットとなります。

4. データドリブンな意思決定

マーケティングオートメーションツールは詳細な分析機能を備えており、キャンペーンの効果測定や顧客行動の分析が簡単に行えます。
これにより、データに基づいた的確な意思決定が可能となり、マーケティング戦略の精度が向上します。

5. 業務量の増加に柔軟に対応

マーケティングオートメーションを導入することで、少人数のマーケティングチームでも多くのリードを効率的に管理・育成することができます。
事業が拡大してリードの数が増加しても、自動化されたシステムを活用することでスムーズに対応が可能となり、業務の負担を大幅に軽減できます。

6. 一貫性のあるブランドメッセージ

オートメーションツールを使用することで、すべてのマーケティングチャネルにおいて一貫性のあるブランドメッセージを発信することができます。
これにより、ブランドイメージの統一が図られ、顧客に対する信頼感が向上します。

7. タイムリーなフォローアップ

顧客が特定のアクションを取った際(例:ウェブサイトでの物件閲覧、資料請求など)、自動的にフォローアップのメールや情報を送信することができます。
これにより、顧客の関心が高まっているタイミングを逃さず、効果的なアプローチが可能となります。

不動産企業がマーケティングオートメーションを導入することで、業務効率の向上、コスト削減、顧客満足度の向上、そして売上の増加を実現できます。
これらのメリットを最大限に活用することで、競争力を強化し、持続的な成長を目指すことができます。

反響獲得コストを50%削減した実績アリ!エステートテクノロジーズの「買主追客ロボ」

エステートテクノロジーズが提供している「買主追客ロボ」は、見込み客や休眠顧客に対し、希望条件にあった物件情報をメールで自動配信してくれるサービスです。

メール配信に特化したシンプルなサービスなので、集客や反響獲得のためのマーケティング活動のはじめの一歩にも最適な、始めやすいサービスといえます。

「買主追客ロボ」の特長

  • 放置状態の休眠顧客を自動で掘り起こしできる
  • 質の高い反響を相場の半額で獲得できる
  • 熱量が高く、スムーズな商談設定ができる
  • ニーズはわかっているので商談でも提案商品をあてやすい
  • 購入意思が高いので成約しやすい

詳しい内容はこちら▶︎買主追客ロボ
料金・導入相談はこちら▶︎オンライン面談日時予約

まとめ

不動産業界において、中長期的な追客活動を通して顧客との信頼関係を構築し、成約やリピート申し込みをいただくことが非常に重要です。
そのためには、適切なタイミングでのメールや、お客様が本当に必要としている情報をお届けすることが必要不可欠です。
さらに、マーケティングオートメーションを活用して、購入意欲の高い顧客を引き寄せ、スムーズに商談へとつなげましょう。

エステートテクノロジーズの「買主追客ロボ」などのツールを活用することで、業務効率を高め、成約率を向上させることが可能です。
気になった方はぜひ、お気軽にご相談ください。

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